【派遣元向け】求人票の書き方について

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このページでは、派遣会社が運営している求人サイトなどに掲載する求人情報、つまり「求人票」に記載する内容について、わかりやすく解説しています。記載する必要のある内容、そして記載してはいけない内容をそれぞれみていきましょう。また、書き方のポイントやコツもあわせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

求人票とは?

求人票とは、人材をさがしているクライアント企業に紹介する求職者を募集するための、求人情報のことです。自社が運営している求人サイトに掲載するなどして使用します。派遣先の企業情報のほか、今回派遣スタッフを募集している職種、仕事内容、待遇などについて記載します。

求職者数増につながるような求人票を作成する

仕事をさがしている人は、求人票の内容をもとに応募先を検討したり決定したりします。ですから、求人票に記載されている内容が、求人企業の魅力などをしっかりとアピールできているかどうかが重要になるわけです。好待遇の求人であったとしても、それが求職者に伝わらなければ、求職者数は増えていきません。そうなると、人材派遣会社が利益を出すのは難しくなってしまいます。

主に求人票に記載する項目は?

求人票にはっきりと記載しておく必要のある10項目は、次のとおりです。

  • 業務内容
  • 労働契約期間
  • 試用期間を設けているかどうか
  • 就業場所
  • 始業/終業の時刻
  • 所定労働時間外勤務の有無
  • 休憩時間・休日
  • 賃金の額
  • 健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険の適用について
  • 募集者の氏名あるいは名称
  • 労働形態
  • 受動喫煙防止措置の状況

以上は、職業安定法が定めている10項目なので、省略したりせず全て明記することが求められます。また、求人票の掲載後、途中で募集内容や労働条件を変更した場合などは、すぐに修正を加える必要があります。古い情報を閲覧した求職者が不利益を被らないようにするためです。

求人票の書き方のポイント

クライアント企業が求める人材のペルソナを明確にする

クライアント企業である派遣先の採用担当者から、採用したい人物の具体的なイメージや、実際に任せたい仕事内容について、くわしくヒアリングしておくことが大切です。そのうえで、求める人物像、つまりペルソナを明確化します。そして、ターゲットとなりえる人材の立場に立ち、知りたいと思うであろう情報をしっかりとアピールしましょう。

具体的な情報を掲載して求職者が業務をイメージできるようにする

求人情報をいかに具体的に、そしてわかりやすく記載できるかどうかが、重要なポイントとなります。求職者にとって仕事に取り組むイメージをしやすくなるような求人票であれば、応募者の応募意欲を高めやすくなるからです。また、わかりやすく情報が記載されていれば、採用後にミスマッチが生じるリスクも抑えやすくなります。

派遣先の企業で働くことで得られるメリットをしっかり伝える

求人票のPR欄をしっかりと活用することも忘れないようにしましょう。他社との差別化を意識しつつ、求職者に対して、クライアント企業を選ぶとどのようなメリットがあるかという点について効果的にアピールすることが大切です。

また、その際、クライアント企業のアピールポイントと求職者にとって魅力的に感じられるポイントとの間にギャップが生じていないかどうかを見極める必要があります。そのためにも、日ごろから人材市場におけるトレンドを把握しておくことが求められます。

参照元:厚生労働省|労働者を募集する企業の皆様へ
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000602657.pdf

求人票への記載ができない項目は?

性別に関する記載

男女どちらかのみに限定したり性別によって待遇を変えたりすることはできません。

年齢に関する記載

年齢を選考基準として設けることはできません。ただし、若年層のキャリア形成のための長期雇用や、定年対象者を考慮した高齢シニアの募集などについては例外となります。

国籍などに関する記載

国籍や人種、肌の色などを採用条件として設けることはできません。また、「国籍不問」といった記載をすることも禁じられています。

出身・居住地域などに関する記載

出身地や居住地、通勤時間などを雇用条件として設けることはできません。

身体的健康に関する記載

身長や体重、容姿、身体的な障がい、精神的な障がいなどを選考基準として設けることはできません。

誤解を招くような記載

求職者に誤解を与えてしまうような、不明瞭な情報を記載することも禁じられています。

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